椿の下にひょっこりちいさな椿が顔を出していたので
そっとぬいてみたら

種皮がついたまま。 まだ芽吹いたところ。
自然に落ちた実の中の種が芽を出す確率ってどれくらいなんでしょうね。
一般に、植物の種には種皮や果肉などに発芽抑制物質というのが含まれていて、
簡単には発芽しないようになっているそう。
これは、種が親の木のすぐ近くで生長して親子共倒れになるのを防ぐための工夫。
この子は親離れができなかったんだろう、たぶん。
発芽抑制物質は表面が傷ついたり、洗われたりすることでなくなるようになっていて、
種が風に飛ばされたり、雨で流された、鳥になんかに食べられたりして、
親元から離れると発芽するようになっているんですね。
親のこと、子供のことをを考えてるって
植物も動物も、やっぱり生き物だからいっしょなんすね。